新大学生に読んでほしい3冊・2016
新大学生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
大学生活にドキドキわくわくしているところでしょうか。
新入生、特に女の子は、この時期やたら先輩にモテます。
詳しくいうと先輩ヅラしたガキにモテます。よっぽどのブスでない限りモテます。まあ、ぶっちゃけブスでもモテる。
貴重なモラトリアム期間、変なのつかまされないように(オブラートに包んだ表現です)気をつけて楽しんでください。
バッターは変わりまして。
やどかりによる 新大学生に読んでほしい3冊 の紹介です。
嫌われる勇気 著者:岸見一郎 古賀史健
(Kindle版有)
言わずと知れた「アドラー心理学」の超入門書。
話題の本で、2013年初版にも関わらず未だに売れている1冊ですが、アドラー心理学を知ったところでなんになる?と思う人は多いと思います。なんか胡散臭い・・・と感じる人も少なくないでしょう。
そういう人には
生き方の一つとして候補に入れてみてはどうかな?
こういう思考様式もあるんだよ!
という提案と考えて、読んでほしいです。
つぶやきのクリーム 著者:森 博嗣
(Kindle版有)
『すべてがFになる』でお馴染みの森博嗣さんのエッセイ集です。
(私の推しシリーズは『スカイクロラ』です。)
1テーマ一開きで完結なので通勤・通学の電車の中などで読むのにはぴったりの1冊だと思います。全100テーマで、例えば
「風向きが変わった、と喜ぶくらい、風を頼りにしていたのか。」
「天気予報は当たらないというが、これよりも当たる予報ってあるか?」
「喧しさは安いが、静けさは高い。」
「マクドナルドが大好きだけれど、店に入るのは少し恥ずかしい。」
などなど・・・。
新生活を始めるこの季節に新しい視点を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
ちなみに解説はあのアイドルです。
生きるとは、自分の物語をつくること 著者:小川洋子 河合隼雄
(Kindle版有)
臨床心理学者の河合隼雄さんと小説家の小川洋子さんの対談集です。異なる業界のプロである二人が様々なテーマで自由に話をします。
「数字にみちびかれて」「自分の物語の発見」
など、対話のいたるところに「生き方」が現れていて
「これからどう生きるか」
を考える時間の始まりにぜひ読んでほしい、読むべき1冊です。
華々しい門出のお供にぜひこの3冊を加えてみてください!